(画像=リビンマガジン Biz編集部撮影)

8月23日は、絵本シリーズ「うさこちゃん(ミッフィー)」の作者で知られるグラフィックデザイナー、ディック・ブルーナの誕生日である。(2017年2月16日 死去)

ディック・ブルーナは、1927年、オランダのユトレヒトに生まれた。両親が出版社「A·W·ブルーナ&ズーン」を営んでいたこともあり、幼少期から本に親しむと同時に、絵を描くことも好きだったという。

画家志望であったブルーナは、第二次世界大戦後、後継者として父親の会社を継ぐことを条件に、高校を退学。ヨーロッパ各国の出版社へ行き、出版について学びながら、画廊をまわり精力的に活動していたそうだ。特に、フランスの画家で、フォーヴィズムを切り開いたマティスや、キュビズムの画家として知られるレジェの作品にインスピレーションを受けたという。

こうした活動を経ながら、自身の作風を確立していったブルーナは、父親の会社の後継者ではなく、専属デザイナーとして働く道を選んだ。主に装丁デザインを担当していたブルーナは、ジョルジュ・シムノン「メグレ警部シリーズ」や、「ブラック・ベアシリーズ」をはじめ、多数の書籍のデザインを長年手がけた。

日本では「ミッフィー」として知られるシンプルなうさぎのキャラクターが誕生したのは、1955年のこと。赤・黄・緑・青のブルーナ・カラーと呼ばれる4色を中心に使い、当時はめずらしい、表情がなくデフォルメされた形のキャラクターでありながら、そのシンプルで愛らしい姿は、子ども達から支持を得た。

その後、日本でもミッフィーの絵本シリーズが展開され、今では本国オランダに引けを取らないほどの人気キャラクターとして、子供だけでなく大人にも親しまれている。

オランダの家賃相場は東京よりも高い!

ディック・ブルーナが生まれたユトレヒトと、そこから鉄道でおよそ30分のところにある首都アムステルダムの中心部は、オランダでも家賃が高いエリアだ。小さな部屋でも家賃は1,000ユーロ(日本円で約12.7万円)を切ることはほとんどないそうだ。

また、東京は単身用の物件が多いが、オランダはそういった物件が非常に少ない。そのため、中心部に住むためには、1人で部屋を借りるというよりは、3部屋ほどついた、2,500ユーロ(日本円で約32万円)ほどのアパートをシェアするほうが現実的だ。

賃貸が高いのなら、物件を購入した方が安いのかと思えばそうでもない。住宅供給率が低いため、中古物件でも不動産価値が下がることが少なく、移民も増加し続けているといった様々な要因から、価格も近年上昇しているという。オランダの不動産購入はなかなかシビアなようだ。

 
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