(画像=リビンマガジン Biz編集部撮影)

2018年の8月8日は「たこ焼きの日」だ。

冷凍食品の製造販売を手掛けている、味のちぬや(香川県)が制定した記念日だ。8という数字はタコの足の本数であり、夏の花火大会や縁日の屋台でよく食べられることに由来している。

コロコロと丸い、大阪名物「たこ焼き」が生まれたのは、1935年のことだ。創始者は大阪市西成区「会津屋」の初代、遠藤留吉とされている。たこ焼きの前身は、こんにゃく入りのラジオ焼きを改良したもので、こんにゃくの変わりに牛肉を入れて肉焼きとした。その後、遠藤留吉が明石焼に影響を受けたことから、牛肉の変わりにタコと鶏卵を入れた「たこ焼き」が誕生したそうだ。

たこ焼きを発明した会津屋は、現在も6店舗を構えており、大阪はもちろん、東京でも元祖たこ焼きの味を楽しむことができる。会津屋は生地に出汁の味をしっかりつけることで、たこの味や風味をしっかり味わえる、ソース不要のたこ焼きが売りだ。他にも、牛すじが入ったコクのあるラオ焼きや、シャキシャキとしたネギが入ったねぎ焼きも人気商品となっている。

たこ焼き屋は2坪あれば開ける

いまでは大阪のみならず全国的に人気があるたこ焼き。関西のたこ焼きは柔らかくふわふわとした口当たりだが、関東では外をカリッと中は熱々というたこ焼きも人気だ。美味しそうなたこ焼きのソースの香りにつられて、ついつい衝動買いしてしまう方も多いだろう。

一方で、たこ焼き屋の開業に夢を持つ方もいるかもしれない。実は、たこ焼き屋を開業するために必要なスペースは2坪あれば十分なのだ。

観光地付近に駐車場をもっていたり、道路沿いの空き地に店舗を構えていたりすれば、集客もよく、購買率もあがるという。さらに、大型の集客施設の近くや、家族連れで訪れるような施設、若者が大勢訪れるような場所付近は、たこ焼きのニーズも高い。

また、住宅地の土地を活用する場合も、家族の助けを得ながら営業することができ、固定客がつけば安定する可能性も高い。副業におすすめの方法だと言える。

省スペースで高収益のビジネスとして、持て余している土地や、遊ばせている土地があれば、思い切ってたこ焼き屋を開業するというのもいいかもしれない。

 
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