3社以上に依頼しよう査定額は様々
物件を手放すときには不動産会社と値段の相談をしますよね。その前に査定しておくと目安になります。査定会社はたくさんありますからせめて3社以上には依頼しましょう。なぜかというと1000万以上金額が違うことはそれなりにあることだからです。あくまで業者さんの評価で買い手との交渉がありますから、実際には提示額そのままで売れることは多くありません。しかし、広告やネット情報にのせる販売提示額の目安になることは間違いないと言えます。
どの不動産屋さんと契約したらいいのか
不動産屋さんが評価価格を提示し、その不動産屋さんが仲介に入る場合はその金額で売り出すことになりがちです。地元の信用第一で営業している場合は相場より高ければ、「あそこは高い」と印象づけてしまいますし、売却に結びつくまでに時間がかかり営業力が疑われてしまうことにもなりかねません。地元密着型の不動産屋さんはどちらかというと適正価格に近いか、安めの提示をする傾向があります。
離婚の財産分与なら、どうしたらいいのか
例外としては離婚のとき。自分が今後所有しない不動産だったら、分与するには高く見積もったほうが得ですね。そんな時には様々な会社に査定してもらい、最高値の査定額を相手に提示しましょう。もし、自分の持ち物になる場合は逆で、できるだけ安く見積もってもらうことが大事になってきます。どちらの場合も相手任せにしてはいけませんね。
適正より高めの評価をしてほしい場合
ネットの不動産一括査定サイトで査定すると、高めの査定額を提示してくる大手がいることがあります。これは、持ち主の「高く売りたい」という気持ちをくみ、契約に結び付けたいからです。大手には地元以外のお客さんも多く営業力が期待できますので、時間をかけてでも高く売りたいという方にはおすすめします。
不動産鑑定士とはなんでしょうか
不動産鑑定士とは不動産価値を鑑定することを専門とする有資格者です。不動産売却査定とは異なり、詳細で緻密な計算をしてくれます。複数の会社に依頼するよりもこちらに依頼した後で、それをもとに不動産との交渉をする方が効率的な場合もあります。
