近年の新築住宅や賃貸住宅を見てもわかるとおり、和室は圧倒的に減少しています。

現代人のニーズに合うリフォームをするなら、欧風に仕上げてみましょう。

欧風リフォームのポイントを紹介します。

欧風住宅とは?

ヨーロッパ風の住宅のことを、欧風住宅と呼びます。

ヨーロッパとっても住宅のデザインはさまざまで、大きく分けて北欧風、南欧風があります。

北欧とはスウェーデンやデンマークなどがあげられ、天然木を使いシンプルな家具を採用しています。

北欧は長い冬が特徴の地域で、冬の間の日照時間も限られるため、赤や青などの明るい色をインテリア小物に使い明るさを出します。

外壁は赤または青を採用し、白の縁取りと三角屋根が印象的です。

北欧でよく見かける赤の壁は、酸化鉄のベンガラを混ぜ込み、木の耐久性を高める意味があります。

雪が降る地域や潮風にさらされる地域もあるため、霜や雪害から木を守るために赤が採用されています。

南欧とはギリシャやスペインといった地中海をイメージした住宅のことです。

壁は漆喰の塗り壁、屋根はカラフルな瓦屋根が取り入れられています。

南欧風のことをプロバンス風と呼ぶこともあります。

地中海は乾燥しやすい気候で、強い日差しから家を守るために、外壁には白い石灰を使い、光を反射させることによって室内を涼しくする工夫があります。

外構にはレンガやオリーブの木などがよく合い、内装にはアーチを付けたりするとかわいらしい雰囲気になります。

北欧風のリフォームのコツ

インテリアは白や天然木などをベースに、ファブリック類などで色を入れるのがコツです。

長い冬を過ごす北欧では室内での過ごしやすさが重視されており、パイン材などの天然木を採用し、長く使っても飽きのこないインテリアが基本となります。

内装の壁は白、フローリングを天然木にしましょう。

壁紙の一部やキッチンの扉などには、北欧カラーを採用するのもよいアイディアです。

北欧カラーとは自然をイメージさせる優しい色のことで、グリーンやブルー、イエローなどがよく似合います。

明るい色を取り入れる場合は、カーテンやクッションなどの小物類で採用するのがベターです。

南欧風のリフォームのコツ

アイアンやタイルをところどころに取り入れながら、ドアや廊下の上の部分をアーチに仕上げるとプロバンス風になります。

南欧風も自然素材を取り入れ、壁には漆喰や珪藻土、フローリングはシャビーな印象のものを使うと味が出ます。

今は壁紙の上から直接塗れる漆喰も売られており、DIYで仕上げてもラフな感じでおすすめです。

窓にはステンドグラスを、カーテンやベッドカバーなどにはリネン素材がよく合います。

まとめ

欧風リフォームといっても、大きく分けて北欧風と南欧風の2種類があるため、これらの地方で採用されている素材を使いましょう。

欧風リフォームは若い方に人気があるインテリアで、これから不動産売却を想定している方も取り入れて、売却価格アップを目指してみてください。

 
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