女性専門コーチ・ファイナンシャルプランナーの市川真由美です。

家を売却する際に、今使っている家具や電化製品などを

ごっそり次の住まいに持っていく場合はいいのですが、
何らかの理由で、多くの不用品がでることも珍しくありません。

特に、大きなライフイベントに伴う売却、例えば

「結婚」や「子供の成長」などで新居への買いかえのとき
「相続」で親が住んでいた実家をやむなく売却するとき

などは、思った以上の不要品に悩まされることがあります。

不用品の処分方法しだいでは、手元に残るお金が大きく違ってくるので、

早めに計画を立てることをおススメします。

ここで、3ステップの賢い不用品処分法!をご紹介します。

■ステップ1.まずは、絶対に必要なモノを決める

住んでいた家にはたくさんの思い出がつまっているので、

その中にあるモノは出来るだけ手放したくないというのが本音かもしれません。

ですから、ステップ1としては、まず絶対に必要なモノを決めます。(前向きな気持ちで!)
少しでも迷ったモノ、簡単に不要だなと思えたモノは、ステップ2へ進みます。

■ステップ2.売るのか?捨てるのか?分けていく

今は、モノを捨てるためにお金を払わなければいけない時代です。
家電リサイクル法で決められたモノをはじめ、

規定以上の大きさのモノを捨てるのは、簡単ではありません。

まずは、「売る」「もらう」をしてもらえる人や業者を探しましょう。

購入してから10年以内であれば、可能性は高いので、一括して見積を出してもらうのです。

査定結果で、「購入金額」「0円で引取り(もらう)」「引取り不可」がわかります。
査定は1社だけでなく複数社に依頼して比較しましょう。

大事に使ってくれる人を探すのも良いですね。

その結果次第では、手放さない(ステップ1の必要なモノに戻す)という決断をくだすのもありです。

ステップ1で手放すか迷っていたモノでも、

高く買ってもらえるなら手放す決心がつくという事もあるかもしれませんし、
お金を出して処分するくらいなら又使おうと思えるかもしれません。

「引取り不可」となったモノは、捨てる準備を進めなければいけません。

■ステップ3.売るタイミング・捨てるタイミングを決める

引越を伴う売却の場合は、引越と同時に買取をしてくれる業者もあります。

売るタイミングとしては、使い勝手を考えても、

引越のときがベストなタイミングではないでしょうか。

引越と買取を同時に行うからこそ、引越代金も買取価格も優遇されるので、

よっぽど他で高く買取ってくれる場合を除き、利用価値はあります。


また、捨てるタイミングとしては、

売却する家の住所に住所届があるうちに行うことを忘れないよにしてください。

不用品をゴミ処理場に持ち込む場合、住所の確認(免許証など)ができないと

市区町村で不用品を受けいれてもらえなくなります。

新居への住所変更を先にしてしまわないよう

タイミングを逃さない日程計画が必要になります。

例えば、粗大ごみが大量に出た場合、


・不用品回収業者に一括で依頼する

・自分で運転手(作業員)付きのトラックを借りて不用品をゴミ処理場まで運ぶ


の2つの方法を比較しても、場合によっては何十万円もの費用が違ってきます。

いかがですか?

家を売却!となったら、ステップ1~3までの流れをよみ、賢く不用品の処分をしていきましょうね!

【東京/銀座】(株)ウーマン・ステーション代表取締役 市川真由美

 
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