今持っている不動産価格というのは、売るにしろ売らないにしろとても気になることではないでしょうか。
とはいえ、建物や土地の現在の価格というのはそう簡単に知れるものでもありません。
というように、今現在の不動産価格を知る方法というものは存在してくるのでしょうか。
不動産情報サイトで調べる
今現在の不動産価格を知る方法の一つに、不動産サイトで調べるという方法が存在します。
大まかな価格で問題ないのでしたら短時間で調べることもできますので、この不動産サイトを利用するのが一番手っ取り早いかと思われます。
調べ方としては、今現在売りに出ている土地の価格を参考にするという方法になります。
ただ、これに関しては単なる土地の価格だけを知るということはできません。
検索された土地の上に建っている家も含まれてしまう可能性もありますので、決して正確な価格だとはいえないのです。
また、検索した価格は売主の希望価格であるため、実際の価格とは大きく異なる場合もあります。
ですので、この不動産サイトで調べる際は、あくまでも参考程度にということで留めておかなければならないのです。
土地総合情報システムで調べる
次に、土地総合情報システムというサイトを使って不動産価格を調べる方法があります。
これは、過去に行われた取引価格が知れる不動産取引価格情報検索と、その不動産の標準値や基準値が知れる地価公示都道府県地価調査の2種類の方法で調べることができるのです。
まず、不動産取引価格情報検索になるのですが、上記でも述べたように過去に取引された価格などが全て閲覧できるのですが、データが莫大ということから多少調べづらいというデメリットは生じてきます。
ですので、過去の取引も1年～2年前までに絞り、不動産の種類や地域というものも細かく指定しなければなりません。
このポイントを絞るという作業さえしっかり行えば、それなりの情報は手に入れることはできるかと思います。
そして、次の地価公示都道府県地価調査は現在の標準値や基準値が知れるのですが、ポイント自体が大まかになっていますのではっきりとした価格を知ることは難しいといえます。
とはいえ、地価公示都道府県地価調査は不動産鑑定士やその土地の業者による話し合いで決められますので、手軽に調べる方法としてはそれなりに信頼度も高いものになるのではないかと思われます。
これ以外で信憑性の高い調べ方となれば、やはり複数の不動産会社に査定してもらうというのが手っ取り早いでしょう。
ですが、この調べ方になると少なからず人が動くことになりますので、ただ知りたいだけという理由だけでは決してオススメできる調べ方ではありません。
参考程度に知りたいだけというのであれば、上記のような調べ方で十分だといえます。
