先月、池袋に行く機会があったので、ついでに西武池袋本店に立ち寄りました。目的はキティちゃんで知られるサンリオと、赤塚不二夫の人気漫画「おそ松くん」をベースに、6つ子たちが成人した姿を描いたアニメ「おそ松さん」のコラボカフェです。その前の用事に手間取り、着いたのは19時近く。コラボカフェは23時までとのことでしたが、入店には整理券が必要で、おそ松さんの人気をご存知の方はもうおわかりでしょうが、すでに整理券は配布終了になっていました。翌日が土日だったので、整理券が何時から配布されるかを店員さんに聞いてこれまたびっくり。「早い方は始発で来られますよ」。なんでも店員さんが出勤する前から並んでいるのだそう。もちろんあきらめました。ということで今回は不動産売却で知っておきたい専門用語「専属専任媒介契約」についてです。
「専属専任媒介契約」。漢字を8文字も使っている不動産の専門用語です。素人には何のことかわからない以前に、聞いたことすらない用語だといえるでしょう。これは不動産会社に不動産の売却をお願いする際に結ぶ媒介契約の一種です。媒介も聞きなれない言葉ではないでしょうか。よく耳にするのは仲介ですね。媒介も仲介も売り手と買い手の間に入って両者を取り持ちます。媒介の場合は売主と直接契約し、仲介は媒介業者を経由して物件を扱っていることがほとんどです。ただし不動産業界ではほとんど同じ意味として、媒介を専門用語ととらえている人も多いですね。
「専属専任媒介契約」は、わかりやすく言うと、「あなただけにお任せします」ということになります。つまり不動産の売却を1社の不動産業者だけにお願いする契約です。不動産の売却先を探せるのはこのお任せした1社だけで、例えば売主が知り合いから「売ってよ」と言われても直接取引はできません。専属専任媒介契約を結んだ不動産業者を通すことになります。もちろんほかの不動産業者に依頼することもできません。というところで長くなりそうなので、具体的な内容については次回にて。