第5回では、自社ビルを取得【17ステップ】のうち、ステップ8~10について、詳しくポイントを見ていきましょう。

ステップ8.物件情報の収集

事前準備がある程度整ったら、実際の物件情報を収集し、自社の希望する条件に近い物件を絞り込んでいきます。

[物件情報の収集媒体]

・募集看板

・インターネット

・銀行などの金融機関

・信頼できる仲介会社やコンサルタント会社

・紹介(建設会社、内装会社、税理士、公認会計士、知人など)

・ポスティングチラシや新聞折込チラシ

最近、インターネットには多くの物件検索サイトがありますが、一般的には賃貸物件を対象としたものです。

土地やビルの売買情報は、エンドユーザー向けのサイトに掲載されていないことが多いでしょう。

不動産仲介会社間で利用されているサイトに掲載されている物件もありますが、非公開も場合も多いことを知っておく必要があります。

上記、物件情報の収集媒体のうち、信頼できる不動産会社に相談してほかの媒体も調査してもらうか、バランスよく利用する必要があるかもしれません。

ステップ9.候補物件の絞り込み

こうした媒体や仲介者を通して、幅広く物件情報を集め、自社の希望条件に合う物件を絞り込んでいきます。

絞り込み作業において、自社の希望条件について優先順位を決めて必要があります。

・必須

・できれば

・どちらでも

ステップ10.候補物件の下見・内見

絞りこんだ自社の希望条件に合う物件を実際に下見・内見を行います。

現地の下見は、平日の昼間だけでなく、複数の曜日や時間が実施されることをお勧めします。

・平日、土曜日、休日

・早朝、日中、夕方、夜間

など

一般的に、まずは担当者だけで下見・内見をして、さらに候補物件を絞りこんだところで、経営者などの意思決定者が現場に足を運ぶとうい段取りが多いようです。

最終的に希望する物件を決定した後、「買付証明書」や「取りまとめ依頼書」などの書類を提出し、現在の所有者に対して購入の意思表示をします。

条件交渉などを経て、売買条件が同意した場合は、「売渡承諾書」という書類を提出してもらうことが多いです。

(その6)へ続く

参考文献
自社ビル取得&運用マニュアル(すばる舎リンケージ)

株式会社ダク・エンタープライズ
株式会社首都圏ビルマネジメント
代表取締役 阿部龍治

 
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