アクセルラボ(東京都新宿区)は、相模鉄道(横浜市)と共同で、アクセルラボが独自に開発したIoTエンジン「alie+(アリープラス)」を活用したIoT機器によって、トイレの空室情報を活用する実証実験を相模鉄道の星川駅で開始した。

画像=プレスリリースより

今回の取り組みは、アクセルラボが提供するIoT機器「ドア開閉センサー」「モーションセンサー」を駅構内のトイレに設置することで、ドアの開閉や人の動きを検知し、トイレの空室状況を専用のWebページで公開するというもの。利用者は、QRコードを読み取ることで、スマートフォンからリアルタイムでトイレの空室を確認できるようになるという。

実験を通じて、トイレ混雑時の利用者の分散や、そもそも利用者にとってトイレの空室状況把握に対してニーズがあるのかを検証する。

画像=プレスリリースより

IoT機器に活用されているアクセルラボのIoTエンジン「alie+」は、同社のスマートホームサービス開発によって培われたIoT機器の制御技術を、より広範な用途・領域で利用するために開発したIoT制御システムだ。APIの提供を通じて、他のシステムと連携し、IoTを活用したシステムの開発をスピーディーかつ低コストに進めることも可能だという。

実証実験は、2023年11月1日から約2ヶ月間を予定している。

 
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