「2023年上半期 問合せが多かった条件・設備～賃貸編～」ランキング。アットホーム

アットホーム（東京都大田区）は、2023年1月～6月の間に賃貸居住用物件を探すエンドユーザーを担当した全国のアットホーム加盟店を対象に、調査を行った「2023年上半期 問合せが多かった条件・設備～賃貸編～」ランキングの結果を発表した。

有効回答数：568店

画像=プレスリリースより

問い合わせの多かった条件を聞いたところ、「転勤のため引っ越ししたい」が34.5％と最も多く、次いで「ペット可物件に引っ越したい」33.3％、「毎月の家賃を下げたい」32.6％と続いた。

前年（2022年上半期）の同調査では、「毎月の家賃を下げたい」36.4％、「今より部屋数を増やしたい」33.3％、「転勤のため引っ越したい」32.5％といったものが上位で、コロナの影響が見られたが、一転今回のランキングではその影響はあまり見られなかった。

画像=プレスリリースより

また、設備の問い合わせランキングでは、「駐車場」が最も高い34.2％で、「インターネット接続料無料」30.8％、「洗面所独立」29.9％という結果だった。前年同期の1位は「インターネット接続料無料」で、50.9％と半数以上が求めていたことも、在宅やテレワークといったコロナ禍だった当時と現在での違いを感じる。

住まい探しエピソード～2023年上半期 条件編～では、「在宅勤務だった方が、出勤が増えたため都心に戻ってくるケースが多かったです。（東京都）」「在宅勤務から通常勤務へと戻りはじめ、利便性を考える方が多くなってきているように感じます。（埼玉県）」といった回答もあることからも、コロナが収束し、生活スタイルの変化が徐々に現れていることがわかる。

また、住まい探しエピソード～2023年上半期 設備編～では、「オートロックでホームセキュリティーがしっかりしている物件の希望が多くなっているように思います。（大阪府）」「単身物件でも追焚き機能を希望する方が今までと比べて多かったです。（東京都）」といったコメントが挙げられていた。