カチタス 初となる包括連携協定を鹿児島県日置市と締結

カチタス(桐生市)は、鹿児島県日置市と「空き家バンク制度推進に関わる連携協定」を締結した。同社が、自治体と包括連携協定を結ぶのは初めてのケースとなる。

画像=プレスリリースより

日置市のある鹿児島県は空き家率が19.0%と、全国平均の13.6%よりも高く、九州の中でも一番割合が高い。さらに、日置市には使用用途が決まっていない空き家が約4,300戸存在しているという。

今回、カチタスが日置市と結んだ連携協定は、空き家バンクを通じて物件を買い取り、リフォームして再販する際に、空き家バンクにも物件情報を登録するというもの。一般的に空き家バンクに登録されている物件は、残置物や現状のままのものが多いが、リフォームが加えられた物件が掲載されることで、IターンやUターンでの居住検討者に対して、住まいの選択肢が増える。

全国で中古住宅の買取再販を展開し、これまで累計で6万戸以上を販売しているカチタス。買い取る物件の約8割が地方にある空き家だという。また、鹿児島県内だけでも1,500件以上の買取再販の実績がある。

空き家の活用や処分に困っているケースも多い中で、同社が手離れの良い売却先となることを目指しているという。

 
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