こんにちは。婚活FP山本です。一般的に離婚や死別を経験すると、婚姻時代を思い出すのがツラく不動産の売却と転居を考えます。特に死別の場合はローンが団信で消え、配偶者への愛情が残っているので尚更に!今回はそんな状況で現代では中々聞かない実話です。
結婚出産、そして不動産購入して事故で…
ある都心部に30代の既婚男性Aさんがいました。Aさんは20代半ばで当時新入社員だった女性Bさんと一年の交際を経て結婚。その後すぐに二人の子供を産み、上の子が幼稚園に入園するタイミングで不動産を共有名義で購入しました。
実に幸せなAさん一家でしたが、わずか1年後、何気ない幸せな日常は一変。Bさんが交通事故に会い、そのまま…。かろうじて仕事と育児はできましたが、Bさんとの死別はあまりにもAさんを苦しめました。
頻繁に来訪する義妹、売却転居を考える日々
一方で別の変化がありました。葬儀後、まだ大学生だったBさんの年の離れた妹Cさんが頻繁に不動産へ来るように!Bさんに変わって育児や家事に協力してくれるようになったんです。さながら子供達にとっては「お母さんが帰ってきた」心境だったでしょうね。
ただAさんもCさんの協力は凄く嬉しかったですが…なまじ出会った頃のBさんそっくりな姉妹Cさんの存在に実は内心苦しんでたんです。そうして段々と死別を振り切る意味で、Aさんは不動産を売却して転居しようかと考えるように…。
義両親から仰天の提案が!〇〇と結婚!
そして死別後半年ほど経った頃、不動産売却と転居を決心して義両親に話に行きました。そうしたら現代ではありえない提案が…。「良かったらCと結婚しないか?」と!しかもCさんもこの提案に乗り気との事!さすがにAさんは困惑して返事を保留しました…。
それから初めてCさんを女性として意識したAさん。姉妹で容姿そっくりな妹Cさんに好意を持つのはあっという間でした。そしてさらに約半年後、Cさんの卒業と同時に結婚。もちろん不動産の売却や転居もナシに。ひとまず、めでたしめでたし…ですよね?
おわりに
死別した姉に変わって妹と結婚…。見方によっては不動産売却&転居で孫に会えなくなる義両親が仕組んだ…とも見えますが、似た姉妹だからこそ同じ男性を好きになったとも…。ひとまず残された関係者全員が幸せになったんですし、良かった良かった♪