こんにちは。婚活FP山本です。婚活は人生を左右するほどに重い行為。…のハズなんですが、中には結婚直前までその重さに気付けない人もいるんです。一方、不動産売却も意外と似たケースが多々ある様子。今回はどちらも本気で決断できなかった男性の実話です。

婚活中、相手には「結婚決めたら売却する」と

ある地方に30代後半の独身男性Aさんがいました。Aさんは「家賃がもったいない」からと、20代の頃に親の援助付で居住用不動産を購入した方。そんなAさんも年齢的に独り身が寂しく感じ、婚活を始めました。ちなみにAさんは女性との恋愛経験はゼロ

Aさんにとって婚活は、実質初めて女性が本気で向き合ってくれる場だったので実に楽しかったんです。そんな「素人ゆえの新鮮さ」が功を奏し、ある時少し年下の女性Bさんと意気投合。立地の悪かった今の不動産がちょっと不評でしたが、その点は「結婚決めたら売却してもいい」と言っていました。

楽しい婚活も気付けば1年、相手からの催促が…

その後、AさんはひたすらBさんに夢中に!初めての女性とのお付き合いはホントに楽しかったんでしょうね。ですが、Bさんと出会ったのは婚活パーティ。Bさんは当然に本気でAさんとの結婚を考えてました。お付き合いが1年もすると少しずつ結婚話が具体的に…。

ですが初めて女性と付き合ったAさんに1年は短かった様子。未だに恋愛気分が抜けず、結婚話にもイマイチ本気になれませんでした。同時に約束していた不動産の売却も、冷静に考えれば住宅ローンも残っていたため本気になれず…

どちらも本気になれず…結局破局!

その3ヶ月後、Aさんの本気度を理解したBさんは別れを宣告。Aさんにしてみれば青天の霹靂でした!どんなに「これから本気で考えるから」と言っても通じません。こうして、Aさんの1年3ヶ月の婚活(?)は終了しました。

ちなみに現在のAさんは40代前半で未だに独身・婚活中。近頃では誰からも相手にされないため、婚活しているものの結婚も不動産売却も、尚更に現実味が無い夢物語のように感じている様子です。Bさんという逃した魚は大きかった…のかもですね。

おわりに

婚活であっても結婚に本気になれない人は一定数いるもの。不動産売却も大金が絡むため、クチで言うほど軽い事ではありません。二つ重なれば…尚更に重みが増して本気になれないのかも。困難な重いイベントは一つずつ確実にこなしていきたいものですね。

関連リンク↓ 「不動産は売却の段階で心変わりすることも…な話」
/column/yamamotomasayoshi/21179/
 
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