こんにちは。婚活FP山本です。婚活で失敗続きの男性の中には、何か武器が欲しい…との思いから不動産を購入する方がおられます。ですが多くの場合で、それは誤りという事が…。今回はまさしく、こんな失敗をされた方の話をお伝えします。
婚活の武器になる…と意気込んで不動産を購入
30代後半の独身男性であるAさんは、ハッキリ言って今までロクにモテない人生を歩んでこられました。決して年収も高くありません。それでもやはり「結婚はしたい!」…と思って、ある時から婚活に励まれました。
ですが現実は甘くありません。見た目もパッとせずに年収も低く、さらに女性との会話も不慣れだったので、婚活でも全然相手にされませんでした。「どうしたらいいだろう…」と随分と悩んだ結果、せめてもの武器を持ちたいと不動産を購入されたのです!
近隣の人以外からは嫌われまくる事態に…
Aさん的には「不動産さえ持ってれば婚活・結婚の真剣さも分かるだろうし、どうせ結婚したら買うんだから早い方が得だろう」という考えでした。理屈だけなら一見間違って無さそうにも思えますが…。現実はまったくの逆、大失敗になりました。
そもそも婚活現場の多くは「住所がバラバラな人たちの集まる場」になります。そしてすでに不動産を購入してしまった事で、近隣以外のほとんどの人たちに「通勤の不便さ」を感じられてしまったのです。地方の不動産を購入したがゆえの大失敗と言えるでしょうか…。
今では売却、または賃貸に出す前提の婚活に♪
さらに通勤の不便さに対応するため今度は近隣の人限定でアプローチしようと試みましたが、すると一気に対象者が狭まってしまう現実が出てきたのです。いずれにしても、不動産を購入したがゆえの婚活の失敗と言えますね。
ちなみに今のAさんはこの点を反省し、相手が近隣の人の場合は所有不動産をアピールし、それ以外の場合は基本的に賃貸に出す、または売却してしまう方向性で話をしているとの事。とりあえず、不動産という話題を一つ持てた点だけは良かったですね♪
おわりに
男性的には一昔前の車のように、婚活で「不動産を所有していればモテる」と考えてしまう方が一定数おられます。…が、今時の婚活ではかなりの失敗と言えます。すでに不動産を所有してる方は、いっそこの機に売却または賃貸に出すことを検討しましょう。