高層マンションが多数建設される中、総戸数が50戸以下の小規模マンションも人気を集めているのをご存知ですか。マンションは築年数が新しく、階層は上の方が売れるのでは?と思っているあなた。今回は小規模マンションの人気とその魅力について考えてみたいと思います。

小規模マンションはコミュニティが作りやすい


どのマンションにも管理組合がありますが、小規模マンションは戸数が少ない分、管理組合の当番が回ってくるのでお互いの顔が見える距離になります。

顔と名前を知っている近所の人がたくさんいるので、防犯意識も高くなりますし、地域の情報交換も盛んになるというメリットも。近すぎず遠すぎないコミュニティが作れるのは小規模マンションの大きな特徴です。

あなたが住んでいるマンションでもご近所さんとのちょっとした挨拶や会話に心地よさを感じた経験もあるのでは。

価格帯に幅がないので派閥ができにくい


タワーマンションは上の階に行けば行くほど価格が高くなっていきます。階数の高さがその人の収入やステイタスを表す指標と捉える人もいるため、住んでいる階によって派閥ができやすいのが高層マンションの住みにくい原因の一つ。

それに較べて小規模マンションは価格帯の幅があってもかけ離れた金額ではないので、住んでいるフロアーによって格差ができない=人間関係で悩むことがないというのは大きなメリットになるのです。

コミュニティができやすくても、誰かの文句や噂話は疲れてしまうものです。適度や距離感が保てるのが小規模マンションの魅力かもしれませんね。

災害時でも階段を利用して避難できる


高層のマンションは朝や夕方はエレベーターを待ち時間ができるのに対して、小規模のマンションはすぐにエレベーターがくる他、エントランスや駐車場へもスムーズに移動が可能。

災害時にエレベーターが止まってしまった場合でも階段を利用して避難することができるので、逃げ遅れてしまうという心配がありません。

もしもの時のことを考えると、避難所や避難する方法は住む場所を決める重要なツールになるのではないでしょうか。

まとめ

マンションに住むなら見晴らしの良い高層マンションを考えている人も多くいますが、生活の利便性を重視して低層階の小規模マンションも注目を集めています。上記のメリットを求めて購入を検討している人もいるので、売却を検討している人は一度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

 
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