将来の家族をイメージして購入したマンションですが、実際に子どもが生まれてみると、もう少し広さが欲しいと住み替えを検討する人も少なくありません。今回はシングル向けにリノベーションして上手に売却する方法をご紹介したいと思います。
広いレイアウトにリノベーション
購入した当初は間取りの設定はありますが、売却する際には、リノベーションで既存の形を新たなものに作り変え、物件の価値を高めるのがポイントです。
一人で住むなら1DKや広くても2DKを求める人が多いのではと思うかもしれませんが、生活の利便性を追求し、広めの物件を選ぶ人も増えているのです。
リビングやキッチン、寝室の間取りを変えて全く新しい発想で作り変えてみる。2DKを1LDKにすれば、部屋とリビングを広々とした空間にすることができるのです。
現在住んでいるレイアウトにとらわれない、おひとりさま向けのリノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。
キャリア志向は落ち着きを求める
家族で住むことを考えると、子ども部屋や寝室は独立させるのが理想ですが、一人で住むならシンプルかつ、落ち着ける場所を求めたいものですよね。
特にキャリアを積んでいる人たちは仕事に追われる毎日を過ごしているので、自宅ではゆっくりしたいもの。
部屋が多ければ掃除の手間もかかりますが、部屋数を減らすだけで余計な家事を省くことができますし、心と体を充電できる最高の場所になるのです。
払い続けるよりも購入することのステイタス
賃貸か分譲かと迷った時に、ある程度年齢を重ねていれば自分のものとして購入することで仕事に対しての意欲も増すものです。
大きな買い物はがんばった自分のステイタスの一つ。
しかし、おひとりさま向けのマンションはまだまだ少ないのが現状です。求める人がいるのなら、リノベーションして買って欲しいですよね。
住替えを検討している方は、ぜひおひとりさま向けに改装することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。少し前まではシングル向け、もしくはファミリー向けの物件を売りにしているマンションが多くありましたが、今や住みたいと思う人のニーズに合わせてマンションの価値をあげる時代です。
売却を検討している物件の周辺環境によってもニーズが変わってきますので、不動産業者に相談しながら参考にしていただけたら幸いです。