アパートや賃貸マンションを所有している、もしくはこれから購入する予定のある方は必見です。不動産投資が成功するか否かは、物件の売却時、つまり出口で決まります。

当然、できるだけ高値で売りたいところですが、そのために絶対欠かせない要件があります。高値で売れるかどうかは、日頃の○○にかかっていると言っても過言ではありません。では、その〇〇とは何なのでしょう。

買いたくなるのはどんな物件?

利回りの良く収益性の高い物件は、誰が見たって魅力的ですよね。もちろん、立地や周辺環境に恵まれていてマーケットニーズが高い物件なら、高い収益が期待できます。しかしながら、そういう物件はなかなか売りに出ないし、売りに出たとしても価格が高い。

それに物件価格が高額だと、入居率が高くても利回りはそれほど良くないというのが世間の相場です。そう考えると、立地や周辺環境が良いからといって、必ずしも買いたくなる物件とは限りませんね。

では、どんな物件だったら買いたくなるのでしょうか。

立地や周辺環境に多少の難があっても、入居率が高くて手頃な価格の物件だったらどうでしょう。そういう収益物件って、魅力的じゃないですか?

魅力的な収益物件のポイントとは

住人の質が良くて入居率が高い物件は、投資対象として魅力があるでしょう。そんな物件に共通しているのが、行き届いた「管理」です。

住人は収益を上げるための大事なお客様ですから、大切にしなければなりません。そして住人から支持される物件は、入居率や定着率が高くなります。つまり、安定した収益を確保できるわけですね。

住人目線の管理

安定した収益を確保するために必要なのが、住人目線の「管理」です。ここで言う管理の目的は、入居者が快適に暮らせるように配慮することです。

新築でデザイン性の高い物件じゃなくても、常に共有部の清掃を欠かさずに綺麗にしておくとか、住人の苦情に耳を傾け素早い対応をすることで住み心地は格段に良くなります。

大家さんが親切で良くしてくれる、それだけで多少の難は帳消しになるものです。人間というのは、気分で価値を判断するところがありますからね。それ故、住人目線の管理が効果的になるのです。

どうです、もしそんな物件があったら買いたくなりませんか。そういう物件って、当然の事ながら少々高値でも売りやすいですよね。

 
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