住宅ローン問題支援ネット  の高橋愛子です。

★不動産投資をやりたい!


★サラリーマンをやりながら兼業大家さんになりたい!


★副収入を得たい!

という方がここ数年で急増したように思います。

そんなサラリーマンを対象にした投資セミナーが沢山ありますが、

不動産投資は素人が手を出してうまく行くものではありません。

セミナーを開催する不動産業者の言いなりに物件を購入したり、

ローンを組んだりするのは、

「ちょっと待って!」と言いたいです。

不動産投資破綻に関する無料相談を行っている私のところには、

そんな安易に不動産投資に手を出し、破綻に追い込まれている方々のご相談が多くなってきました。

最近、このようなニュースコラム↓もありましたが、

頭金ゼロでサラリーマン大家を借金漬けにする  

地方銀行のウラの顔  

この記事にあるように、サラリーマン大家さんを目指す人は、

ある程度社会的地位のある会社員です。

属性も良く、銀行の積算評価が出れば融資も受けれる。

毎月のキャッシュフローが出るので、これはすごい!と飛びつきますが、

それは十数年維持できるのでしょうか?

数年で経費がかかり、空室がうまれ、赤字になるのは目に見えているという物件を

所有してしまっている方が目につきます。

皆さん共通して言えることは、

勉強不足

ということ。

そして、

不動産屋の言いなり&銀行の言いなり

になっているケースです。

不動産投資家になりたい、大家さんになりたい、と

「買いたい!」

「買わなくては!」

と思い込んで、冷静に考えられなくなってしまっています。

融資を組んでから、

「こんなはずじゃなかった!」ではもう遅いのです。

不動産投資は本来堅い投資です。

私の周りの成功大家さんは、日々勉強を重ね、

不動産業者以上に詳しい方もいます。

そのため、非常に良い物件を非常に良い融資条件で購入し、

購入後のリスク対策なども考慮し、不動産投資に成功しています。

不動産業者は売って手数料をもらって終わり、

銀行も融資をすれば成績になるかもしれませんが、

ローンを組んだ個人はそこから数十年ローンを負うわけで、

リスクもすべて負うわけです。

よーく考えてみたら、こわくて買えないとわかることでも、

専門家から勧められたら、その判断基準も鈍るわけです。

自己責任、自業自得と言われたらそれまでですが、

そうとも言い切れない、現状があると私は思います。

投資物件を売る不動産業者には自己の利益を優先する営業ではなく、

顧客の利益を考えた営業をするべきであり、

融資をする金融機関にも貸し手責任というものがあると思います。

「よくこんな物件にこんな年数の融資を出すな・・」

という物件をよく目にするからです。

このままでは、ダメだと売却を試みても、

債務超過で売れない。。債務超過をカバーする現金がない。。

そのため、自己破産は避けたいので、破綻をしないようぎりぎりの状態で

ローンを返済しているのです。

じゃあ、任意売却すればいいじゃないの。

と考えますが、

任意売却後の債務はどうするのか?

自己破産はしたくない、できない。

じゃあ、負債として一生負い続ける。

という非常に苦しい現実があるのです。

どう解決するのか?

もう、これは未然に防ぐしかないと思います。

不動産投資家、大家さんになるなら十分な知識を持って、


どんなリスクも自己責任と理解して納得したうえで買う。

ということ。

でもなかなか知識は得られないという場合は、

セカンドオピニオン的専門家に相談するべきです。

セカンドオピニオン・・・当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」

ここで言う、専門家とは、別の不動産業者や不動産に強いファイナンシャルプランナー、

また不動産に詳しい友人の方など、とにかく他の人の意見を聞くことです。

私のところにも、投資家さんが

「この物件を買おうと思っているけどどう思う?」

と相談に来ます。

私は破綻者を多く見てきているので、

リスクを伝えることができるからです。

「高橋さんに言われたら安心。」と言われます。

もちろん、投資はリスクは付き物です。

でも明らかに破綻が見えているものなんて、

投資でも何でもなく、負債です。

まずは、買う前の相談をおすすめしますが、

また、すでに購入後のローンの心配、ご相談なども

お気軽にご相談くださいね。

 
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