家に住みながらでも不動産は売却できる


不動産売却において「自分が住みながらでも家を売却できますか?」という質問はよくあります。複数の住居を所持している方なら問題ないですが、もしも住居を1つしか所持していない場合、住居が売れるまでの間、賃貸アパートやマンションに住むというのはお金が勿体無いですよね。また、売却できずに売れ残ってしまうということも十分考えられる話です。


不動産の売却が確定するまで家に住んでおきたいと考えている人は多く、住みながら自分の家を売却するというのはよくあることです。


不動産売却を始めると、自分で住んでいる家に購入希望者が見学に来るというのは当然あります。購入希望者が見学に来たときは、少しでもいいから自分の部屋を良く見せたいですよね。そのようなとき売主として対応できることがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか?


お部屋の印象を良く見せるためには、様々な方法がありますが、とくに気をつけて欲しいのが「窓」なんです。



窓は部屋の顔といえるほど重要です


建築業界のクリーニング工たちの間では「窓は部屋の顔」と呼ばれることがあるほど、部屋の窓のクリーニングには細心の注意を払っています。事実、窓以外の場所に多少のホコリや傷があったとしても、窓がピカピカなだけでお部屋の印象はまるで違います。


とくに占有面積が広いリビングの窓は、家全体の印象を左右するぐらい重要な存在です。窓は常にキレイにしているという方であれば、窓を閉めたまま見せても問題ありません。しかし、窓の掃除はスクイージーやスクレーパーといった窓掃除専用の道具を使わないと拭きムラができやすく、中途半端に掃除をするとかえって汚れが目立つことが多いです。


また、窓を開けている部屋と閉じている部屋とでは開放感がまるで違います。窓を開けているだけでお部屋の空間が広く感じられるというのも購入希望者に対して良い印象を与えるきっかけになるでしょう。


ひとつだけ注意したいのは天候が悪い日や寒さが厳しい日は窓を閉め、暖房器具等で適度な室温を保つようにすることです。買い手はじっくり部屋を見たいはずなのに、家の中が寒かったらたまったものではありません。家をキレイに見せることも重要ですが、買い手が心地よい環境で見物できるように配慮することも大切です。

不動産売却において、お部屋の印象の良し悪しは売却できるどうかの決め手になるほど大事なことです。購入希望者が見学に来る日がわかったときは、自分の家の窓がどのような状態か、よく確認するようにしましょう。

 
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