不動産業界 Twitterフォロワー数ランキング　2021年

不動産業界 Twitterフォロワー数ランキング　2021年

上場不動産企業115社の中(※)で、Twitterに企業の公式アカウントを持っている37社につき、フォロワーの数が多い順にランキングしました。Twitterはバズった時の拡散力が高いSNSとして知られています。Twitterを利用したマーケティングに力を入れている企業と、昨年からのフォロワー数増減についてご紹介します。（リビンマガジンBiz編集部）

※注＝編集部基準

画像＝写真AC

集計方法
・2021年12月2日～3日の期間に集計
・採用専用アカウント、加盟店舗の個別アカウント、支社のアカウントは除く
・三井不動産は「三井不動産グループソーシャルメディア公式アカウント一覧(https://www.mitsuifudosan.co.jp/social_media/official_account/)」に掲載されている15のアカウントの合計フォロワー数
・三菱地所、は4の公式アカウントを持っており、その合計フォロワー数
・毎日コムネットは3の公式アカウントを持っており、その合計フォロワー数
・オープンハウス、ハウスコム、プロパティエージェント、穴吹興産、東京建物は2の公式アカウントを持っており、その合計フォロワー数
・タカラレーベンはコーポレートキャラクター「れ～べ～」の公式アカウントのフォロワー数

1位は三井不動産　フォロワー数が昨年から５,000人以上増加したのは4社

1位は三井不動産で、15ある公式アカウントのフォロワー合計数は18万3,191人となり、昨年同時期の調査から1万6,272人増加しています。三井不動産は売上高業界第一位の財閥系総合不動産会社ですが、売上高だけではなくSNSを活用したマーケティングに関しても業界トップという力の入れようです。

とはいえ、15アカウントの中で最もフォロワー数が多い「ラゾーナ川崎プラザ」のフォロワー数は7万3,302人となり、昨年の調査より418人減少しています。商業施設である三井ショッピングパークのアカウントであることから、コロナ禍による影響を受けたものと推察されます。

参考サイト
「不動産業界 Twitterフォロワー数ランキング　2020年」

昨年に引き続き2位となった三菱地所の公式4アカウント合計フォロワー数は7万9,943人でした。主たる公式アカウントの「丸の内ドットコム【公式】」のフォロワー数は6万6,977人で、コロナ禍にもかかわらず、去年よりも5,242人も増えました。ショッピングやグルメに限らず、丸の内エリアに関する様々な情報を発信しているためと考えられます。

3位はセンチュリー21・ジャパンで、公式アカウント2つの合計は5万9,177人、4位はオープンハウスで、2アカウント合計2万5,429人と、昨年と変わらない順位となりました。上位4社はいずれも昨年より５,000人以上フォロワー数を増やしており、5位のAPAMAN以下の会社が昨年からの増減数1,000人に満たないことを考えると、Twitterによるマーケティング戦略では、この4社の力の入れかたが傑出していることがわかります。 

8位ムゲンエステート、9位リベレステは昨年調査よりもフォロワー数を減らしました。Twitterを活用している企業は、昨年の34社に対し今年は37社と増えています。しかし、昨年からアカウントを持っていることを確認できた34社のうち、9社が昨年よりもフォロワー数を減らしています。コロナ禍によりオンラインマーケティングに注目が集まり、SNSをスタートしたものの、フォロワー数の維持が難しくなっている企業もあるようです。