土地を売ろうと考えておられるでしょうか?
そんな時に、賢く売っておきたいですよね。
そこで、ぜひ知っていただきたい幾つかのポイントがあります。
どんな土地は、価値がなくなってしまうのか?
まず、木造の家が土地に含まれている場合です。
基本的に木造建築は30年以上だと価値はすべて失います。
たいてい新築で購入するときに家や建物そのものは財産になると思われるかもしれませんがそうではないようです。
日本の建物は外国の家に比べると材質が悪い分、平均寿命も短く33年ほどのようです。
だから30年でもう価値を失っているんですよね。
売るときは土地代だけだという事を覚悟しておきましょう。
また、解体費用も馬鹿にはできません。
木造家屋30坪ほどの規模であるなら最低でも60万以上はします。
この費用は地域によって異なりますが、100万円前後の出費は覚悟する必要があります。
売ると面倒な土地の別の特徴とは?
農業用の水路があった土地です。
大抵埋められているので、掘り起こすとあった!なんてことがあるようです。
特に田舎の地域やもともと住宅地でなかった土地で起こる問題のようです。
どうして問題なの?
実は、用水路のあるところは土地として価値は下がります。
地盤が弱いというのが主な理由です。
そこでの土地の価値を上げる必要があるなら地盤改良をする必要があるんです。
知識のある方が購入者であるなら如才なく地質調査をされるのですぐに改良したか、していないかがわかってしまいます。
もちろん誠実に売っておきたいのでこの点を確認しておくのも大切なポイントです。
さらに面倒な土地あるいは物件とは?
マンションやアパートのように大きめの建物を売るときに水漏れがある場合は大変です。
水漏れなんて業者に頼めばすぐに改善できる。
なんて考えていては危険です。
修理自体が配管の劣化であるなら大工事になってしまうんです。
さらに、問題は複雑なので、原因を追求するための調査にも時間が掛かるケースが多く、そのあと修理のための工事をするとなると大きな金額になります。
さらに、その修理の責任はだれに向けられるかについても複雑で、主に管理組合と区分所有者の両方です。
だからこそ責任の擦り付け合いがおきて大変なんです。
土地や物件を転がすという言葉自体が死語
バブル以降、土地転がしで儲かったなんて聞かないですよね。
もちろん、そんなつもりではなくても思ったよりもいい値段では売れないという事は多いいものです。
土地は資産ですが、売るときにもリスクがあるので、何とも言えないですよね。
物件も同じで、時間とともに価値は下がります。
だからこそ、メンテナンスや調査は大切なんです。
これからはメンテナンスや地盤改良が重要な時代になるかもしれません。