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元不動産営業マン梶本の、結果を残す営業術

【大反響!シリーズ】九州の山本さんに学ぶ不動産仲介営業⑨


最近、九州中の不動産会社で「連載の山本さんはあなたですか?」と聞かれる人が増えているらしいです。誰なんでしょうか。


不動産仕入れ理論の第一人者である梶本幸治さんが、デキる不動産営業の心得、成功している不動産会社の特徴を紹介します。


九州の山本さんシリーズ9回目は、物件確認についてです。(リビンマガジンBiz編集部)

画像=写真AC

今日は物件確認のお話をしたいと思います。

物件確認と言っても「物件確認宜しいでしょうか?レインズ拝見したのですけど~。○○町の3280万円ですが・・・あっ!まだ行けますか!頑張りますので宜しくお願いしま~す」の物確(ブッカク)では無くて、実際に物件現地を見に行く方の「物件確認」です。

あなたはご自身のエリアで売りに出ている物件は、全てご覧になっていますか?

たまに「物件なんて見なくても売れる。いや、むしろ見ないくらいの方が売れる」等という若手営業担当に出会う事がありますが・・・「尖がっているなぁ。可愛いなぁ」とは思うものの、共感は出来ません。

物件を見に行く事は何も「買付営業」の為だけでは無いのです。むしろ「仕入れ営業」時に「どれだけの物件を実際に見ているのか」が成績に効いてきます。

売主様の中には、「先月○○町で△△不動産さんから売り物件が出ていたけど、あれが3000万円なら、私の家は3500万円くらいで売れそうだね」と、他社の販売事例を既に頭に入れておられる方がいらっしゃいます。そんな時、営業担当者が「???」といった状態では、売主様に主導権を握られていると思ってください。

売主様に対抗する為にも、ご自身のエリアで売りに出ている物件と、その物件が最終的にいくらで売れたかくらいは把握しておきましょう。

あっ!誤解の無いように申し上げておきますが、ご自身の「相場情報・市場情報」を売主様にぶつけて、売主様とトークバトルを繰り広げたりしないように気をつけて下さいね。あくまで自らが持つ情報量を売主様にご理解いただき、信頼を得るための課程と思ってください。

では、「仕入れ営業時」にも効果を発揮する物件確認ですが、九州の山本さんは月に何件くらいエリア内の物件を見にいっているかご紹介致します。

▶2ページ目:九州の山本さん 物件確認数に驚き!(続き)

 
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