買い替えの際の手順を大まかに覚えよう
戸建てからマンションへ、マンションからマンションへなど、住み替えの状況は人によって違いがあるでしょう。しかし、住み替えに伴う買い替えローンを組む際の流れは、どれもあまり変わらず同じ流れですので、一連の進め方を解説していくことにします。
不動産会社に訪問査定を依頼しましょう
今の物件を売却するにあたり、まずは現状を見てもらい査定を依頼することから始まります。この際に1社だけではなく複数の不動産会社に依頼するとよいでしょう。複数の不動産会社に見てもらうことで査定金額にどれだけの違いがあるのかも把握することができます。また、査定の際には住宅ローン残債があり、住み替えを検討している旨を伝えておくと依頼を受けた不動産会社が買い替えローンについて紹介をしてくれるでしょう。先ほど、いくつかの不動産会社に査定を依頼した方がよいと解説しましたが、出来れば物件の売却と新物件の購入をする不動産会社が同一の方が手続きなど進めやすいというメリットもあります。査定が高く信頼のおける不動産会社が見つかった場合で、まだ住み替える物件が決まっていない場合などは売却する不動産会社に購入先を探している旨を伝えましょう。
買い替えローンと新居を契約しましょう
買い替えローンの審査が通らなければ売却計画も水の泡になります。審査に通りやすくする方法の一つは、現在住宅ローンを借りている金融機関の買い替えローンを利用するというのが近道です。また、不動産会社に紹介を受けるというのもいい方法です。不動産会社は得てして関連の強い金融機関を持っています。いつも利用している金融機関があるということで、速やかに審査の手続きを行ってくれるでしょう。次に行いたいのは、新居の購入契約を結ぶことです。この場合、買い替え特約付または停止条件付契約という条件をつけます。これは、契約はするが今の家が売れなかった場合は買いませんというものです。ここまでくれば後もう少しです。審査を通った買い替えローンを使って代金などの支払いを行えばいいのです。以上が買い替えの簡単な流れです。個人の力だけでは中々買い替えは難しい面もありますので、プロである不動産会社に依頼して進めるのが適切といえます。
